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台風の通り道になりやすい沖縄県民が台風が来る前に行う台風対策をまとめてみました!
ぜひ、参考にしてみてください。
台風が発生し、暴風・強風域接近前に必ずやっておいた方がいいこと
①できるだけ早めにスーパーへ行き、最低2日分の食料を調達しておく
台風が本格的に来る暴風域に入る前には確実に買い物を済ませておいた方が安全です。
数時間・数日間『停電』する事態も考慮し、買い物をする。
停電すると冷蔵庫の開け閉めはできるだけ控えたいものです。開けなければ停電していても1~2日は冷たい状態を保つことができます(冷凍室は心配です)。
ですから、台風前にストックしておきたい食料としては、
●インスタントラーメン系(カセットコンロでお湯を沸かすだけでOK)
●パン(冷蔵庫に入れる必要が無い食べ物)
●常温で飲める飲み物(インスタント食品に使用したり水分補給用のペットボトルなど)
②自宅の前や周辺に出してある物をできるだけ自宅の中や風が来ない場所へ移動する。
台風前には自治体や電力会社がテレビやラジオ、地域の放送で対策のお知らせがあるので、できるだけ早めに行いましょう。
●花や木の鉢植え、看板や門扉など移動できるものは移動し、できないものは強風が当たっても風の影響が少ない位置でロープで強く固定するなど対策する。
●玄関先や車庫、ベランダ、自宅の外周囲に置いているものは全て中に入れる。
③携帯電話や充電が必要なものはすべて充電しておく
停電の時に頼れるものはかなり少ないので携帯電話は重要です!
●携帯電話は安否確認や位置情報が確認できる重要なものです。
●停電時はスマートフォンは台風情報の確認だけでなくテレビやラジオとしての使用だけでなく長い時間を過ごすための必需品になるのでできるだけ充電は切らしたくないものですね!
④ 自分の住んでいる自宅の設備がどのようになっているか確認し、相応の準備と対策を行うこと。
●オール電化の住宅であれば、停電した場合、IHクッキングヒーターでの調理ができないことになります。
●水道から出る水が電気によるポンプ式の設備になっていると、停電すると水道から水が出ないことになります。(注意:トイレもキッチンも水が使えなくなります。)
●ガス式のキッチンコンロであれば、停電しても調理はできますね!
●ボイラーやガス湯沸かし器であれば、停電していてもスイッチさえ入れることができれば入浴できますね!
⑤湯船やバケツに水道水を貯めておく。
オール電化住宅は停電した場合、灯りだけでなくIHクッキングヒーターが使用できないため、カセットコンロなどを準備しておきましょう!
●トイレ用または調理でお湯を沸かせられるようにやかんやボトルなどに水を蓄えておく。
●スーパーでも水は品切れ状態になるかもしれないので、自宅で貯められる分は確保しておきましょう!
⑥停電対策のため懐中電灯(電池も確認!)やランプ、ろうそくなど灯りの確保のため準備・確認しておく。
もし停電した場合、復旧までに時間がかかることがあります。
停電している場合、自分の自宅だけでなくその地域周辺一帯が停電しているので家の中も外も普段と違い夜は辺り一帯が真っ暗です。
生活空間の灯りを確保するためにもあらかじめ懐中電灯やランプなどの電池やロウソクの備蓄を確認してすぐに使えるようにしておきましょう。
◇◇◇ 気をつけること ◇◇◇
風が強くなってきたら、傘はささないこと!
暴風警報や強風警報が発令されていなくても大雨で突発的な風が強く吹くことがありますが、風が普段より強く感じてきたらもう傘をさすことは危険です!!
沖縄の人は傘を差しても風が強く濡れて意味がない事を知っているのためか、台風が近づいている時に徒歩で傘を持っていても広げて使用することはほとんどありません。
それは、傘をさしていても反対に折れ曲がったり、傘を守るための歩き方になってしまうからです。
大切なことは、早く安全な場所へ移動することです。
傘をさしてもびしょ濡れになってしまいます。
傘も壊れかけます。
傘が突風で飛ばされて自分や他人・物を傷つけることになるかもしれません。
自宅や職場など、行き先に着いて着替えれば良いのです。
突発的な強風が吹き始めたら、できるだけ外へ出ないこと!
病院や施設勤務など台風なのに休めない職業が仕事の方もいるかもしれません。
自分の安全も大切ですが、仕事に行かなければならないこともあると思います。
その場合は、
・できるだけ時間に余裕を持って職場へ向かうこと。
・天候や出勤できない職員がいて「帰宅できない」ことを想定し、数枚の服や下着などの着替えや食料(インスタントが無難)を用意して向かう。
・無理な状況があれば、職場にきちんと伝える。
最悪な状況を想定するとキリが無いですが、上記のようにできることは対策しておきましょう。
安全第一に準備・行動することが大切です!
皆さんも、自分や自分の家族の安全を第一に落ち着いて行動してください。
風が強くなってからの対策は危険なので、気になっても絶対にやめましょう!
やはり、直前ではなく予報を確認しながらゆとりを持った対策が必要ですね。