元フジテレビのアナウンサー室室長を退職し、2019年10月からフリーに転身しタレント活動を行っている笠井信輔さんが悪性リンパ腫で入院することを公表されました。
今回は、悪性リンパ腫の症状や笠井信輔さんの現在の病状や今後の予定、これまでに悪性リンパ腫と闘った著名人をまとめたのでご覧ください。
目次
元フジ笠井信輔アナは2019年10月にフリーへ転身!新事務所は「株式会社オールラウンド」
2019年9月末にフジテレビアナウンサー室室長の役職を辞し、同年10月からフリーに転身した笠井信輔さん。
昔から朝のニュース番組ではおなじみの笠井さんは、フジテレビアナウンサーとして最後に努めた朝の情報番組「とくダネ!」は20年も担当し、メインキャスターの小倉智昭さんを支えてきました。
小倉智昭さんとの信頼関係も厚いようで、フリーとして新しく所属したのは小倉智昭さんが所属する「株式会社オールラウンド」の所属タレントとして契約し、フジテレビを退職後もメディアでの活躍も目立っています。
笠井アナが悪性リンパ腫で病院入院し治療を開始か?
これまで悪性リンパ腫に罹った著名人
俳優の高倉健さん(2014年)内藤武敏さん(2012年享年88歳) 、元小結の時天空( 享年37歳 )らは恒例といった理由が重なったり発覚時に末期の症状であったことから治療を進めてもお亡くなりになっている有名人の方もいます。
しかし、悪性リンパ腫を患い、治療して復帰している有名人の方もいます。
特にプロレスラーの垣原賢人さんは2014年に悪性リンパ腫であることを公表し、 がんは全身へ転移しており心臓の状態も良くなく、抗がん剤が使用できるか厳しい状態でしたが治療の効果で2018年にはプロレスラーとしてリングに復帰し、現在も活躍されています。趣味のクワガタ獲りの動画もYou Tubeにアップするなど、元気で楽しそうな姿を動画で見ることもできます!
悪性リンパ腫とはどういった病気なのか?
悪性リンパ腫とは白血病や骨髄腫と同じ血液のがんで、血液の成分である白血球の中のリンパ球ががん化したものです。
悪性リンパ腫はがん細胞の形態や性質により70種類以上に細かく分類され、血液のがんの中では悪性リンパ腫の頻度が最も高いという臨床データがあります。
悪性リンパ腫は白血病などその他の血液のがんと混同されることが多いということですが、臨床的な病態や治療法はそれそれで異なり、様々な新しい治療も出ていることから、治療の選択肢の幅は広がっているようです。
12月19日の「とくダネ!」で笠井本人が生報告!
悪性リンパ腫の病気を公表した翌日12月19日の「とくダネ!」の生放送に出演し自身の思いや病状を語っています。
笠井さんは病気の告知を受けた時の心境を「2カ月間めちゃめちゃ働いてこれからいい感じでいくぞって時にガーンってきた。これは焦りました。」と語っています。
また、自身の病気を公表したことについて「 32年間、ワイドアナウンサーとして芸能人や有名人の方のプライバシーを自分の言葉で放送してきた。いざ、自分が病気になった時にそっとしておいてくださいというのは自分の生き方としては許さない。話せることは、知ってもらう義務がある。」 とこれまで自身が報道する側として仕事をしてきた身である者の義務として公表することを決めた経緯を説明しています。
笠井信輔の悪性リンパ腫の種類や症状のステージは?
12月19日の「とくダネ!」の生放送で笠井さんは自身の悪性リンパ腫の分類について「びまん性大細胞型B細胞リンパ腫」 だということを公表しています。
病気が判明する前の症状としては、頻尿や腰痛に悩まされており、検査で腰と肩に悪性リンパ腫が見つかった経緯を説明しています。
「全身にがんが広がっていると聞いた時は『死ぬのか…』と思った。生存率は6割くらいだが、若いので7割と言われた」と話しています。
笠井信輔、今後の仕事と療養予定は?
笠井さんは、体の痛みや倦怠感を感じ11月に検査を受けたところ、血液のがんの一種である「悪性リンパ腫」と診断を受けたそうです。
所属事務所が18日、マスコミ各社にファクスを送信し「体調不良により療養させていただく運びとなりました」と発表しており、以前から決まっていた仕事をこなした後に入院し治療に専念ことが決まっているようです。
小倉智昭さんによると、笠井さんはフリーに転身を悩んでいた当初は「フリーになって仕事があるのか心配していた」そうですが、転身してからは事務所も積極的に動いていることもあり毎日忙しくテレビ収録や講演会活動の仕事をこなしていたそうです。
笠井信輔さんは、フリーに転身して、まさに順風満帆に仕事のオファーがあったといえるでしょう。
悪性の病気に立ち向かい、多くの同じような病気の方やその家族の皆さんを勇気づけてくれるような存在を目指し、今後も活躍してもらえるよう応援していきたいですね!